東京都の平均年収とは?年代別や業種別で徹底比較!東京での転職事例なども詳しくご紹介します!

東京都の仕事の年収は、地方の人の年収に比べて高いと思われていますが、実際の平均年収はいくらなのでしょうか。

本記事では、東京都の平均年収が高い理由や、年代別の平均年収について詳しく解説しています。

東京都の平均年収とは

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、東京都の平均年収は、産業計では約555万円となっています。

また、平均月収は約373,600円です。
全国の平均月収は307,700円であり、東京都との月収差はおよそ7万円になります。
これは都道府県別賃金(男女計)において、全国で最も高い月収となっています。
一方で最も低い平均月収は、青森県の240,500円です。
東京都と青森県では、およそ13万円ほどの月収差があることがわかります。

参考:厚生労働省|令和2年賃金構造基本統計調査
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2020/index.html

年代別平均年収

20代

東京における20代平均年収は379万円です。
20代全体における平均年収は346万円であり、東京の平均年収が高くなっています。
20〜24歳での平均年収は326万円であり、25〜29歳では431万円です。

男女別では、男性の平均が399万円、女性は356万円です。
産業別の年収例の、上位3つは以下の通りです。
・鉱業:456万円
・建設業:398万円
・製造業:386万円

30代

東京での30代平均年収は554万円です。
30代全体における平均年収は491万円であり、東京の平均年収が高くなっています。
30〜34歳の平均年収は508万円、35〜39歳の平均年収は601万円です。

男女別では、男性が597万円、女性が468万円です。
産業別の年収例の、上位3つは以下の通りです。
・鉱業:760万円
・建設業:586万円
・製造業:561万円

40代

東京での40代平均年収は717万円です。
40代全体における平均年収は583万円であり、東京の平均年収が高くなっています。
40〜44歳の平均年収は667万円、45〜49歳の平均年収は768万円です。

男女別では、男性が782万円、女性が548万円です。
産業別の年収例の、上位3つは以下の通りです。
・鉱業:972万円
・建設業:722万円
・製造業:714万円

50代

東京での50代平均年収は801万円です。
50代全体における平均年収は642万円であり、東京の平均年収が高くなっています。
50〜54歳の平均年収は818万円、55〜59歳の平均年収は785万円です。

男女別では、男性が870万円、女性が562万円です。
産業別の年収例の、上位3つは以下の通りです。
・鉱業:1256万円
・建設業:849万円
・製造業:866万円

業種別年収ランキング

業種 平均年収(万円) 全国順位
鉱業,採石業,砂利採取業 865.2 1
建設業 664.6 1
製造業 598.7 1
電気・ガス・熱供給・水道業 609.4 16
情報通信業 607.5 3
運輸業,郵便業 540.8 1
卸売業,小売業 603.8 1
金融業,保険業 709.5 1
不動産業,物品賃貸業 596.1 1
学術研究,専門・技術サービス業 696.7 1
宿泊業,飲食サービス業 410.7 1
生活関連サービス業,娯楽業 446.2 1
教育,学習支援業 775 1
医療,福祉 465.1 1
複合サービス事業 555.6 1
サービス業(他に分類されないもの) 447 1

東京の平均年収が高い理由とは


東京都と地方での収入格差が生まれる理由としては、地理的な特性や産業構造があげられます。

東京では物価が高く、生活費は必然的に高くなり、人口密度が高く企業利益が高いことも理由のひとつでしょう。

また、東京では企業数が多いことから求人も多くあり、優秀な人材を確保するためには給与も高くなるといったスパイラルが生まれます。

さらに、東京に集中した企業より発生する多くのタスクが、労働者のスキルを向上させていることもあり、給与ベースが高くなる傾向があります。

東京で希望の仕事に就くには

東京で希望の仕事に就き、成功するために大切なポイントは、「情報を見極めること」です。
東京には豊富な仕事と選択肢があります。その中から自分に合った、最適な仕事を選ぶためには情報の見極めが重要になります。

東京には求人数が多い反面、労働環境のよくない職場も存在します。また、就職したものの自分が考えていたものと違ったということもあるでしょう。

そういったトラブルを回避するためには、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
エージェントはこれまでの経験や資格などを考慮し、自分に最適な仕事や職場をナビゲートしてくれます。

東京での転職・収入アップ事例

事例1|ソフトウェア設計開発(年収380万円→600万円)

地方で働くOさんは、医療機器関連のソフトウェア設計を手掛けるエンジニアです。
規模の小さな会社ですが、チームを引率するマネジメントも任されていました。
しかし今後のキャリアアップを考えると、やはり都心に転職し更なるスキルアップを目指したいと考えていました。

Oさんは転職エージェントに相談したところ、これまでの経験が認められ都内の企業に採用が決まりました。

東京に転職したOさんは、仕事のやりがいも収入も大幅にアップしたと喜んでいました。

事例2|施設設備管理マネージャー(年収500万円→700万円)

ビルメンテナンスとして日夜働くMさんは、商業施設やビルの管理を行っていました。
職業柄、夜勤もあり不規則な生活で体調を崩しがちでした。
そこで転職エージェントに相談したところ、施設設備管理会社の管理職として転職することができました。

それはMさんのこれまでの経験と、取得していた資格があったためです。
転職した会社ではこれまでと違って、時間外の労働時間も少なく、ライフワークバランスが取れるようになりプライベートも充実しているとのことでした。

事例3|建築設計士(420万円→680万円)

Eさんは地方の工務店で設計に携わっていました。
建築の仕事が好きで、もっとスキルアップして都心で働きたいと考えていました。
そこでEさんは建築士の資格に挑戦し、数年かかってようやく取得しました。
資格と経験が蓄積できたと考え、転職エージェントに登録し相談します。
すると、都内の設計事務所に採用されることになりました。
念願の仕事に就くことができ、さらに収入も大幅にアップし大満足しておられました。

まとめ

東京は日本の首都であり、最も年収の高い都市です。
東京には進出企業が多く、求人も豊富で選べる仕事の種類も膨大です。
そのため、東京で何をやりたいのか、どうしたいのか、明確な目的と目標を持つことが重要です。
選択肢と情報が多くある中で、自身に最適な仕事と正確な情報を見極めることがポイントです。
物価が高い反面、年収が高く仕事のモチベーションも維持できるといえます。
キャリアアップしたい人や、スキルアップしたい人には最適な都市ではないでしょうか。

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