福岡の平均年収とは?年代別や業種別に詳しく解説!福岡での転職事例もご紹介します。

九州の中で平均年収は高いとされている福岡県ですが、その年収は具体的にどの程度なのか解説します。

また、福岡県は近年では人口の増加率が高く、海外からの移住者も増えています。
人口増加率が全国で最も高い福岡県の魅力はどのようなところにあるのでしょうか。

福岡県の平均年収とは

総務省統計局のデータや、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によりますと、福岡県の平均年収は434万円です。

これは、全国平均よりやや下回る結果となります。
全国では24位と、ちょうど真ん中に位置するランキングとなります。
福岡県の勤労世帯の持ち家率は46.2%であり、配偶者の有業率は53.5%となっています。
約半数が持ち家を所有しており、半数以上の配偶者が仕事をしていることになります。
1ヶ月の消費支出では、住居費の支出が多く、通信・交通のほか教育の支出が高いことも特徴的です。

年代別平均年収

20代

福岡県の20代の平均年収については、下記の通りです。
■20代全体の平均年収:323万円
・20〜24歳の平均年収:288万円
・25〜29歳の平均年収:359万円
■男性平均年収:347万円
■女性平均年収:297万円
全国平均の20代平均年収は346万円ですので、23万円の差があります。

30代

福岡県の30代の平均年収については、下記の通りです。
■30代全体の平均年収:418万円
・30〜34歳の平均年収:401万円
・35〜39歳の平均年収:435万円
■男性平均年収:460万円
■女性平均年収:349万円
全国平均の30代平均年収は491万円ですので、73万円の差があることとなり、20代に比べて3倍以上の差額となります。

40代

福岡県の40代の平均年収については、下記の通りです。
■40代全体の平均年収:509万円
・40〜44歳の平均年収:485万円
・45〜49歳の平均年収:533万円
■男性平均年収:578万円
■女性平均年収:375万円
全国平均の40代平均年収は583万円ですので、74万円の差額であり30代とほぼ変わらない差額となりました。

50代

福岡県の50代の平均年収については、下記の通りです。
■50代全体の平均年収:540万円
・50〜54歳の平均年収:566万円
・55〜59歳の平均年収:515万円
■男性平均年収:625万円
■女性平均年収:365万円
全国平均の50代平均年収は642万円ですので、差額は102万円と最も大きくなります。

業種別年収ランキング

1.電気・ガス・水道業:662万円
2.教育・学習支援業:570万円
3.金融・保険業:559万円
4.建設業:543万円
5.学術研究・専門技術サービス業:532万円
6.情報通信業:501万円
7.鉱業・採掘業・砂利採取業:475万円
8.複合サービス業:454万円
9.不動産業・物品賃貸業:437万円
10.卸売業・小売業:427万円

福岡県の業種別年収ランキングでは、電気や水道などのインフラ事業が最も年収が高く、次いで教育関連事業が高年収となっています。

2位の教育・学習支援業のほか、5位にも学術研究・専門技術サービス業と、学術関連の事業がランキングしていることは福岡県の特徴であると言えます。

福岡県の暮らしやすさ

全国1位である東京の年収は600万円ですが、暮らしの豊かさは年収とは比例するとは限りません。
それは、物価の違いです。
福岡県は、地方都市ながらエンターテイメントやグルメにも富んだ、刺激も豊富な都市です。
それでいて家賃や物価が低く、非常に生活がしやすい都市なのです。
また福岡県は政令都市の中で、人口増加率が最も高い都市でもあります。
ビジネスや教育も高いレベルであることから、国内だけでなく海外からの移住者も増えています。

参考:令和3年度福岡県物価モニター調査結果(消費生活センター調査)|https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/chousa-bukka.html

参考:令和2年国勢調査人口等基本集計 結果の要約(福岡県)|https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/150624.pdf

福岡県で希望の仕事に就くには

福岡県は現在も多くのIT企業が進出しています。
進出当初の目的は、東京よりも人件費を抑えた労力を確保するためでしたが、独自のアイデアやサービスが生まれたことで、全国でも有数のITが盛んな都市へと変貌しました。

例えば福岡県では、県内成長分野企業のDX促進を支援するため、コーディネーターとよばれる専門家を派遣し個別相談支援を行うといった取り組みがされています。

また、福岡県はもとより、第三次産業の多い都市です。
小売業やサービス業などが第三次産業にあたります。
土地柄としてサービス業や小売業が多く、様々なサービスが生まれる土地であることも特徴と言えるでしょう。

福岡県で希望する仕事を獲得するためには、まず転職エージェントに登録し、これまでの経験や資格を考慮したアプローチをするのがおすすめです。

福岡県での転職・収入アップ事例

事例1|システムエンジニア(年収400万円→480万円)

都心でSEとして働くMさんは、勤める会社の年収に不満があり、転職を考えていました。
そこで転職エージェントに相談をしたところ、IT企業の進出が増加している福岡の企業を勧められました。

福岡は家賃も安く、物価も手頃なわりにエンタメ要素も多い都市であり、転職を機に環境を変えるのも悪くないなと考えたそうです。

無事に福岡の企業へ転職が決まり、年収もアップしたため暮らしも豊かになったそうです。

事例2|ゼネコン施工管理(年収490万円→550万円)

都内ゼネコンで施工管理をしていたHさんは、家族の希望によって実家のある福岡へのUターンを希望していました。

都内で働いていたゼネコンは大手であり、実績が認められ福岡県内でも大手の建設企業に転職が決まりました。

これまでの施工管理としての経験と施工管理技士の資格が優遇されたこともあり、年収がアップしたため家族も非常に喜んでいるとのことでした。

事例3|エネルギー事業マネージャー(580万円→660万円)

福岡県のエネルギー事業で働くUさんは、中堅社員として今後を期待されていました。
そこで今後のキャリアアップのため、資格の取得をしました。
数年かけて電気主任技術者の資格を取得したことにより、チームをまとめるマネージャーを任されることになりました。

昇進に伴って年収も大幅にアップし、努力してよかったと嬉しそうでした。

まとめ

物価や家賃といった生活コストの低さから、生活基盤が作りやすく暮らしやすい都市である福岡県は、国内で最も人口増加率の高い都市です。

平均年収は全国の中央値程度となりますが、生活コストが低いことから人気が高く、近年ではIT企業の進出も多く見られています。

都内での生活から地方への暮らしを検討している方は、候補の都市として検討してみるのも良いでしょう。

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