この記事では、施工管理関係の会社への転職を希望している方のために、面接で受かる為の秘策をご紹介していきます。
アピールすると良い能力の他、志望動機の例文や面接でのNG例などもご紹介していますので、ぜひ参考にされてください。
面接でアピールすると良い能力
面接でアピールすると良い能力を10個紹介します。
1.コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は面接において面接官が最も注目するポイントになります。
ここでいうコミュニケーション能力とは「質問に対して的をえた受け答えができているか」です。
面接では、面接官の質問の意図を汲み取り相手が聞きたいことに答えることによってコミュニケーション(会話)が成り立ちます。
まともに会話ができない人を採用したいと思う人はいません。受け答えは相手が聞きたい答えを考えましょう。
2.これまでの人生での経験と乗り越えたエピソード
「これまでの人生で経験した困難をどのように乗り越えてきたのか」を面接官は必ず聞いてきます。
仕事をする上で人は必ず壁にぶち当たります。
壁の乗り越え方は人それぞれですが、追い込まれた状況でどのように行動するかで人の能力は発揮され、そしてそこでの行動が面接官からの判断基準にもなります。
このような質問をされることを想定して自分なりのエピソードを用意しておきましょう。
そしてそこで自分の特徴や色をアピールしましょう!
3.自分の長所
面接では自分の長所をアピールしましょう!
自分の長所をアピールする方法は2つあります。
1つ目は自分の長所を活かして困難を乗り越えたエピソードを話すこと。
2つ目は長所を活かして成功したエピソードを話すことです。
ただし、成功体験エピソードばかりを話しすぎると謙虚さが欠けて相手にとって印象が良くないと思われてしまうケースもあります。
その為、できるだけ自分の長所を活かして困難を乗り越えた経験を話す事をおすすめします。
4.資格
資格も立派な能力になります。
ただその会社で活かせる資格をアピールすることが重要になります。
転職したい企業が専門的でコアな業務の場合、そこにマッチした資格を取得していればとても有利になります。
自分の持っている資格を転職したい会社で活かせるかどうか考えてみましょう!
5.忍耐力
忍耐力は1つの能力になります。
ここでいう忍耐力とは「様々なことに耐えることができるか」です。
会社では我慢して努力しないといけない場面が数多くあります。
体力的な問題、精神的な問題など様々な場面での我慢、忍耐が必要です。
自分が困難な状況にあった時に乗り越えることのできる忍耐をアピールしましょう。
ここでもエピソードを交えて面接官に伝えましょう。
特に面接においては、行動を起こす面での忍耐をアピールすることをおすすめします。
6.素直さ
素直さがあることも社会では必要です。
特に転職の際に素直さはとても大事なポイントになります。
なぜなら、転職先の会社文化や雰囲気、ルールを守る必要があるからです。
会社のルールが守れず周りに順応できない人は会社では活躍できません。
仕事は1人ではなく、チームで行うものであるためルールを素直に守りその会社に順応することが大事です。
会社に順応して活躍できることを伝える手段として素直さをアピールしてみましょう。
7.リーダーシップ
リーダーシップをアピールしましょう。
どの会社でも将来的に活躍できる人材を探しています。
将来的には管理職としてリーダーシップを発揮することが期待されています。
ここでは将来会社で活躍してくれるイメージをもってもらう為の1つの手段としてリーダーシップをアピールすることが挙げられます。
これもエピソードを交えて説明することで面接官にアピールしていきましょう!
8.継続力
仕事をする上では「継続力」も大事な能力になります。
継続力を活かしてコツコツ物事を行うことで結果が出ることはよくあります。
仕事は一攫千金ではなくコツコツ地道なことが多くなります。
継続力をアピールすることができれば会社に長い間所属し、コツコツと努力を重ねて活躍出来る人材のイメージをしてもらうことができます。
継続することは簡単そうで難しいのでとてもアピールし甲斐があると思います。
継続力を証明するエピソードがあれば積極的にアピールしていきましょう!
9.行動力
行動力も自分をアピールする上で大事な能力です。
当然結果を出すには何か行動を起こす必要があります。
もし行動を起こして失敗したとしても失敗から得られる学びがあります。
行動することはとても大事であり、特に営業マンなどは行動が結果に直結することがよくあります。
もちろん行動力のある人を会社は欲しがりますので、自分の行動力に少しでも自信があれば絶対にアピールするべきです。
10.協調性
最後に紹介する能力は「協調性」です。
ここでいう協調性とは「組織に馴染み、他人の意見にも耳を傾けながら共にゴールを目指す」ことを言います。
会社というものは全員がチームであり、同じ目標に向かって日々動いています。
ただ、組織になじめないことや意見が食い違うことなど様々な問題が発生します。
その中でもお互いに協力していかなければなりません。
組織に馴染めそうにない人を会社は欲しがりません。
共に目標を目指す仲間を探しています。
そのように考えると協調性のある人を欲しがるのも当然のことになります。
志望動機の例文
ここからは志望動機の例文を10個ほどご紹介したいと思います。
前職の経験を活かしたい
私が御社を志望した理由は「前職の経験を活かしたい」と考えたからです。
私は前職でも施工管理関係の仕事をしていました。
仕事内容としては現場を事前調査した上で見積りを作成し、受注した後に施工現場で管理や作業指示を行っていました。
施工までのプロセスでは工事の段取りや日程調整などの業務も行っていました。
そこで得た知識を入社後には活かしたいと考えています。
また、現場を効率良くスムーズに動かすための管理も行っていたため、そのスキルも同時に活かせると考えています。
施工管理の仕事をしたい
私が御社を志望した理由は「施工管理の仕事がしたいと考えている」からです。
御社のHPを拝見させて頂きましたが、施工管理業務がメインとのことで応募を決めました。
施工管理の仕事は現場での司令塔のポジションとなり、各所と連携を図るものと認識しています。
その為には現場知識やリーダーシップなどが必要であると考えています。
そのような能力のある人に憧れて施工管理の仕事がしたいと強く考えるようになりました。
施工管理している分野に興味がある
私が御社を志望した理由は「施工管理している分野に興味がある」からです。
御社では○○株式会社様や○○株式会社様など様々な大手メーカーと取引されているとのことをホームページにて拝見しました。
そのような多くのメーカー商品の施工に携われることにとても興味がありますし、そのような現場に携わりたいと考えています。
メーカーとは違い、施工管理では多くの商材の設置に携われるメリットがあるため、その点にもとても魅力を感じています。
4.施工分野の幅広さに魅力を感じている
私が御社を志望した理由は「施工分野の幅広さに魅力を感じている」からです。
施工管理は多くの商材に携われる点が魅力であると考えています。
家庭用商材から業務用商材、さらに工場や役所関係などとても幅広い現場の施工に携われる点はとても魅力的です。
そのような幅広い分野で施工に携われる点にやりがいも感じることができると考えています。
そのような点に惹かれて御社を志望させていただきました。
5.やりがいを感じれる仕事であると考えている
私が御社を志望した理由は「やりがいを感じることができる仕事であると考えている」からです。
御社の仕事内容は施工管理がメインであると思いますが、施工管理で多くの現場に携われる点が私自身のやりがいになると考えています。
また、御社の企業理念は「○○○○」であると思いますが、私はやりがいを感じながら多くの仕事を担い、企業理念を実現するまでのプロセスに関わっていきたいと考えています。
そのような理由のもと御社を志望させていただきました。
6.働く仲間に魅力を感じた
私が御社を志望した理由は「働く仲間に魅力を感じた」からです。
先日、御社のホームページにて社員の方の働く志や目標、意識している点などを拝見しました。
とても前向きな方が多く、私もそのような意欲的な方々と一緒に働かせて頂きたいと考えるようになりました。
社員の方それぞれの目標やその目標に向かう姿勢、お取引先様や協力会社様とやりとりする際に意識している点などとても参考にすべき点が多くありました。
7.施工現場で働く人に憧れを持っている
私が御社を志望した理由は「施工現場で働く人に憧れを持っている」からです。
施工管理をされている人は現場を指揮する中心人物であると考えています。
そのような方々は私にとって憧れであり目標でもあります。
現場の中心人物になるためには様々な知識が必要だと思いますし、経験を積まないとできないと考えています。
そのような難しい仕事に挑戦する姿に憧れを抱き、私もそのような立場で活躍したいと考えるようになりました。
8.父親の後を追いたい
私が御社を志望した理由は「父親の後を追いたい」と考えているからです。
父親は約30年感、現場管理の仕事をしています。
そのような父親の姿を小さい頃から見てきたため、自然と現場管理をする仕事に憧れを抱くようになりました。
何よりも現場をまとめる姿や先頭に立って現場員を引っ張っていく姿を見て私も父親のようになりたいと考えるようになりました。
そのような理由で私は施工管理の仕事をしたいと考え、御社を志望させて頂きました。
9.達成感を得たいと考えたから
私が御社を志望した理由は「達成感を得たいと考えた」からです。
施工管理の役割を担う方は現場の中心人物であり、素早く物事の判断をしなければならない仕事であると以前の企業説明会で御社の先輩方からお聞きしました。
また、トラブルが起こることもあるためそのような状況でも冷静に判断できるようになる必要があると思います。
そのような難しい仕事が成功に結びついた時、とても大きな達成感を得られると考えています。
そのような理由で施工管理の仕事に就きたいと考えています。
10.信頼を得られる仕事がしたい
私が御社を志望した理由は「信頼を得られる仕事がしたい」と考えているからです。
施工管理の仕事では様々な人と関わる機会があると思います。
例えば、職人の方、現場にいらっしゃるお客様、社内の人間関係などがあると思います。
そのような人の中で中心となって働くため、仕事を円滑に進められるかどうかが信頼に影響してくると思います。
そして、そこで周りの人からの信頼を得ることができれば大きなやりがいになると考えています。
面接でのNG例
1.給料に触れる内容
私が御社を志望した理由は「給料面での満足感があると思ったから」です。
施工管理のお仕事は現場状況によって働く時間が決まる為、土日に出勤することも多々あると考えています。
その為、休日出勤手当が発生し給料が上がる点に魅力を感じています。
また、同じ業界の企業と比較しても御社の給料水準が高いことも知り、御社への志望を決めました。
このような理由で御社を志望させて頂いています。
<言ってはいけない理由>
給料に触れる内容をお伝えすると減給の際に辞めてしまう可能性のある人材と思われてしまう為、面接ではこのような志望動機はNGとなります。
2.福利厚生に触れる内容
私が御社を志望した理由は「福利厚生面での手厚さに魅力を感じたから」です。
御社の福利厚生はとても魅力的であると感じており、社宅制度や家賃手当てなどの金額が高いことや年間休日が○○日ととても多いことに感銘を受けました。
そのような環境下で働かせて頂けることで自分の本領が発揮できると考えています。
社員への待遇面では他社と比較しても群を抜いている為、御社への志望を決めました。
<言ってはいけない理由>
福利厚生に触れる内容をお伝えすると、企業側からすると会社の恩恵を利用して生活を充実させようとしているように思われてしまうので、面接ではこのような志望動機はNGとなります。
3.業務内容を軽視するような内容
私が御社を志望した理由は「体力的に負荷が少ない仕事である」です。
施工をされる方はとても体力がいると思いますが、管理する側は常に身体を動かしているわけではないので年齢を重ねてもできそうな仕事であると考えています。
その点に魅力を感じ、施工管理の仕事をやりたいと考えるようになりました。
このような理由で御社を志望させていただきました。
<言ってはいけない理由>
業務内容に関してこのような内容をお伝えすると、企業側からすると楽をする為に転職活動をしていると思われてしまうので、面接ではこのような志望動機はNGとなります。
まとめ
この記事を読んでくださっている方の中には、施工管理の面接を今後受けようと考えている方、受けることが決まっており現在面接対策をされている方もいらっしゃると思います。
面接はとても緊張すると思いますが、ぜひご自身の目標に向かって自信を持って臨んでみてください。
この記事の内容が、今後の面接対策のヒントや参考になれば幸いです。
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