私たちが生活する上で商業施設やオフィスビルなど、さまざまな施設を利用しています。
その施設には多くの設備があり、保守や点検をビルメンの方々が行っています。
施設利用者が快適に施設を活用するためにどのような仕事内容があるのか、仕事にするのは「やめとけ」と言われている理由について解説します。
ビルメンの仕事内容は?
ビルメンの仕事内容は、商業施設やオフィスビルなどで施設利用者が快適に過ごせるように環境を整える仕事です。
業務内容は、設備の管理や保守メンテナンス・劣化箇所の修繕が該当します。
ビルメンには、設備の役割やメンテナンス内容、修繕工事の知識が必要で、資格も多数存在します。
建物を運営するためには「電気設備」「空調設備」「ボイラー設備」「消防設備」等が存在するため、ビルメンには豊富な知識や経験が求められます。
ビルメンがやめとけと言われる理由3選
ビルメンの仕事が「やめとけ」と言われる理由は、大きく分けて3つあるので1つずつ解説していきます。
年収低い
ビルメンの給料は他業界に比べて低く、全体の平均年収が「371万円」になります。
年代別の年収のグラフが以下となりますが、年代が上がってもそこまで高くはなりません。
他業界に比べて年収が劣る部分が「やめとけ」と言われる理由の1つです。
勤務時間が不規則
ビルメンの仕事は勤務時間が不規則になることがあります。
仕事内容として、施設の管理になりますので夜勤や24時間勤務(仮眠あり)も存在します。
夜勤手当や休日の管理は行われていますが、生活リズムが崩れてしまうという方もいます。
シフトが組まれているので、休息を取るタイミングがないわけではありませんが、勤務時間が不規則なことが「やめとけ」と言われる原因の1つです。
やりがいが少ない
ビルメンの仕事は、点検業務などのルーティン業務がメインになりますので、仕事でのやりがいが少ないと感じる方もいます。
決まった時間に点検や巡回をして施設管理をするので、イレギュラーな事態が起きない限りは残業もほとんどありません。
真面目な性分の人には合ってる仕事だと思いますが、コツコツと続けることが難しいと感じる人には向いていない仕事かもしれません。
ルーティンワークでの仕事にて、やりがいを感じられない人がいることから、「やめとけ」と言われています。
ビルメンの魅力は3つ
ビルメンが「やめとけ」と言われている理由を紹介しましたが、ビルメンの魅力についても紹介します。
残業が少ない
ビルメンの仕事は残業が少なく、月に5時間を超えない企業もあります。
残業が少ない理由としては、ビルごとでシフトが組まれていることが多く、交代制で業務を行っているためです。
残業が少ないのでプライベートの時間を確保することができ、ライフワークバランスを保つことができます。
仕事内容にストレスがかからない
ビルメンの仕事内容は、先述したとおりルーティンワークがメイン業務になりますので、一度業務に慣れてしまえば負荷がかかることなく仕事することができます。
例えば、営業などでは顧客と接することでストレスなど負荷がかかることがあります。
ビルメンの仕事は設備を管理することがメイン業務なので、ストレスがかかることはあまりありません。
仕事によっては体調を崩すこともあるので、ビルメンではそういったことが少なく、健康に働くことができます。
手に職をつけられる
ビルメンの仕事は様々な設備の管理業務を行うので、知識や経験が求められます。
設備管理の業務内容は資格を保有していないと行えないものもあり、経験年数を重ねて順当に資格を取得していけば、設備管理業界で重宝される存在となります。
手に職がつくので、所属企業に万が一のことがあってもいい転職先を見つけることができます。
ビルメン転職で気をつけるポイント
ビルメンで転職をする際に気を付けるポイントは3つあり、中にはブラック企業も存在するので、下記のポイントを抑えて転職企業先を探しましょう。
休日が少ない
ビルメンの求人を見る際のポイントとして年間休日数が少ない場合があります。
具体的には、年間休日が110日前後だと少ないと言えます。
ビルメンのいい求人だと年間休日は120日以上が確保されており、大手企業だと福利厚生も充実しています。
休日が少ない分給料が高いことも考えられますが、ビルメンで休日数が少ないと当直勤務(24時間勤務)が多くなることや、夜勤→日勤などのシフトが組まれていることもあります。
休日数には注意して転職先を探しましょう。
ボーナスや基本給がすくない
ビルメンの求人の中にはボーナスや基本給が異常に少ない企業もあります。
未経験や年代が若い場合は給与が少なくなることがありますが、経験者や資格保有者でも給与が低く設定されていることもあります。
ボーナス等も考慮すると年収が300万円を切ることもあるので、しっかり金額を見ることと、年収モデルが年代ごとに掲載されている求人を探すことがおすすめです。
残業時間がかなり長い
ビルメンの仕事で残業時間が長い企業はブラック企業の可能性が高いです。
先述した通り、ビルメンの仕事は基本シフト制が組まれており、交代制で業務を回していくのが基本です。
残業時間が長いとなると、シフトが組めないほど人が足りてない企業になるので、1人あたりの業務負担がかなり大きくなっています。
夜勤や当直(24時間勤務)も人手不足から上手く組まれていないので、ライフワークバランスを保つことが難しいです。
残業時間は月平均で20時間を目安に求人を探すことがおすすめです。
まとめ
今回はビルメンが「やめとけ」と言われている理由や年収について紹介しました。
ビルメンは年収が他業界から低いことからあまりいい印象を持たれないことがあります。
ただ、年収面意外にも魅力がある仕事なので、今の仕事がハードに感じている人は転職先としておすすめです。
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