建材屋とは?
建材屋とは、住宅や建築物を作る際に必要な材料(建材)を販売する商店の事です。
現場で必要な建築資材がおいてあり、必要によっては、ダンプ車などで砂や砕石を直接現場に配達してもらう事も可能です。
建材とは?
そもそも建材とは、建築に用いる材料のことです。
本来材料はすべて建材ですが、建設業界では木材やセメントなどのように加工が必要な物ではなく、市販されている状態でそのまま使える物を建材と通称している。
建材屋の仕事内容
建材屋の仕事内容は、主に以下のようになります。
営業
建築資材を販売していく建材屋に営業は欠かせません。
新規顧客の開拓や、既存顧客のとの関係を深め、顧客から信頼を勝ち取ることが資材を多く販売する最も明快な方法です。
商品の提案
顧客に対して、商品の提案を行います。
顧客と商談をし、顧客が要望する商品を販売することです。それに伴って図面からの積算業務や見積書作成などのデスクワーク、また、実際に納入する商品の納期の打ち合わせなどが発生します。
仕入れ
顧客との打ち合わせで納品が決まった建築資材を、原価や納期を考慮したうえで、建材メーカーや商社から仕入れます。
倉庫管理
メーカーから仕入れた資材を商品の商品状態を確認し、自社で保管します。
欠損などがある場合は、早めに取り換えをし、顧客に万全の状態で届けられるよう手配します。
配送
顧客から注文された商品を積み、指定された現場まで配送します。
普通の宅配便などと違い、運び込む現場は搬入しにくい場合もありますので、クレーン車を使う事もあります。
商品以外の案内
意外と重要な仕事がこの商品以外の案内です。
顧客との森羅藍構築の為には、建築資材をただ販売するだけでなく、顧客にとって役立つ情報を提供する必要があります。
例えば、建設業における規制や新制度を伝えることで、新たな資材の買い替えが必要になり、受注に繋がるかもしれません。
このように他の建材屋よりも付き合っていてメリットを感じてもらえるようにすることが、顧客から指示される建材屋の特徴です。
建材屋で販売されている主な商品
- ブロック
- 塗料
- 砕石類
- 砂袋
- セメント
- 鉄筋・ワイヤーメッシュ類
- 面木・目地材類
- コンクリートブロックや独立基礎、U字溝などのコンクリート二次製品類
- スコップ、コテ類、水糸、水平器、スケール、ハンマーなどの小道具
当然建材屋にとって扱っている商品は異なり、郊外に行くほどお店の面積が広い為、都心では見ないような材料も売られています。
建材屋に求められていること
建材屋は、他の建材屋よりも安く、早く顧客に提供出来ることが求められます。
逆に材料の提供が遅く、価格が高れば顧客は誰も寄り付かなくなってしまいます。
顧客である建設会社にとっては、建築資材の値段により自社の利益も変わる為、どの建材屋と付き合うかによって業績が変わってきます。
顧客の注文に応えられるよう、事前準備や先読み、顧客との信頼関係の構築が求められます。
まとめ
今回は建設業者にとって欠かせない建材屋について解説しました。
どの建材屋と付き合うかによって業績が左右されると言っても過言ではない為、建材屋にとっては、顧客に如何に選んでもらう理由を作れるかがポイントとなります。
また、一般の方にとっても建材屋はDIYやエクステリア商品などが買える場所となっているので、一度お店に入ってみると良いかもしれません。
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